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運命の出会い

2年位前に今住んでいる所に引っ越した。


セミナーや遊びに来てくれた方、オンラインの会員の方は見た事があるかも知れないけれど、都内にも関わらずどこの田舎だココは…と言いたくなるような所だ。


たまたま立ち寄った不動産屋さんに「あなたが好きそうな物件売ってるよ〜山の中みたいなとこで800坪あって手入れ大変だけど見てみる?」と言われ、見た瞬間稲妻が落ちたくらい衝撃を受けて即決した。


コロナ真っ盛りで先が見えない時だったけれど、適度にバカで勢いがあるし、僕は自然に触れていないと発狂して奇行に走り出すし、ちょうど自然の中の家を探し始めた矢先だったし、ココとの出会いは運命だったんだと思う。


あんまり人に言った事はないんだけど、15年近く前花田学園に通っていた頃、1人ヘッドライトをつけて房総半島かどっかの山を深夜に徘徊して自活していたら、山の持ち主に警察に突き出されそうになった事がある。


今思えば普通に異常な気もするけど、その時はなぜかどうしてもやらずにいられなかったんだわ。多分、自然不足だったんだろうなあ…。今なら怪しまれる事なく森に凸する事もできるから安心。


こんな所に住んでおきながら、自然の何が良いのか説明しろと言われると、僕はなんだか上手く言葉にできない。


でもそれがないと自分らしくいられないし、息苦しいし、安心できないし、楽しくない。


人や物、場所、趣味でやってる格闘技、学問、事業なんかも全部同じ、運命の出会いをしたものというのは自分にとってはそういう感じで、言葉にはできないけれど何か自分の根源に繋がっているものなんだと思う。


面白いのは、そういう何かに出会った時っていうのは、はっきりとそれが運命の出会いだと分かる事なんだよな。





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もう20年もトレーナーという仕事をしていると、知り合いも同じ業界の人ばかりになってしまう。 でも、プライベートで同じ業界の人ばかりと関わっていると視野が狭くなってきてしまう部分がある。 なので、プライベートでは動物とか、空間デザインとか、建築とか、服飾とか、カメラマンとか、心理職とか、格闘家とか、植物の専門家とか、「トレーナー」という仕事とは直接関係ない人達と交流するようにしている。敢えてそうして

世の中にいろいろな仕事がある中で、トレーナーという仕事を選択する人というのはどこか常識に縛られないと言うか、ある意味では社会に適応的ではないと言うか、まあ簡単に言えば少しはまともじゃない所があると思う。 トレーナーの仕事を全うして社会的に成功して人生を終えたとか、幸福な一生を送ったという人は、ほとんどまだこの世にいない。 あと10年したらそういう人が現れてくるだろうけれど、今はキャリアパスやロール

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