身体への理解

ウォルトディズニーが「天才」と呼んだクリエイターのマーク・デイビスさん、その天才の作品集を読んだ時にかなりの衝撃を受けた。


生きた人間への理解力、それを表現する力。単にキャラクターを創造するだけではなくて、建物や造形全てに彼の天才性が表れている。


僕は今までにジムのデザインも何件か担当した事があるけれど、その時に関わった空間デザイナーの方達の知見というのも同じくらい衝撃的だった。


人がどう感じるか。空間デザインはそれを追究している。色、形、空間、全てに意味がある。


これは本物のプロだ、すげえ…興奮して仕事をほっぽらかしていろいろ聞いてしまった事を覚えている。めちゃくちゃ刺激になったし、勉強になったし、自分の人間に対する理解の狭さを実感した。


筋や関節、それを学ぶ解剖学。身体の営みを学ぶ生理学。それらは当然大切で良く理解しておく必要がある。だけれど、それらはヒトを学ぶ上での一側面でしかないのも事実だ。にも関わらず僕らはその一側面に縛られ過ぎてしまう傾向がある。


今日、ジブリ美術館でフィールドワークをする機会に恵まれたけれど、生きている生物から機械まで、動きの理解に関して言えば、ジブリスタジオはプロ中のプロ、紛れもない天才の集まりだ。


指一本に至る動き、細やかな重心移動、微細な筋の緊張や弛緩。想像上の機械の機能的デザイン。


「形には意味がある」これを骨の髄まで理解できているんだと思う。


その世界まで、僕も行きたい。




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