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超人すぎるゲーテさん

更新日:2022年12月3日

ゲーテの書いたファウストという劇に、「人は努力する限り、迷い続ける。」という言葉が出てくる。


この言葉を聞いたのは大学5年生のある日の事で、「何の努力もしていないのに迷っている俺は一体何者…?」と思ったものだったけれど。


ゲーテさんは名言製造機と言って良いほど素晴らしい言葉をたくさん残していて、知らないと小難しい話ばかりなのかな?と思ったりするけど実際はメチャクチャ人間的で現実的な格言が多い。


「その夢を無くして生きていけるかどうかで考えろ」とか、


「旅をするのは目的地に到着するためじゃなく道を歩くのが楽しいからだ」とか、


「愛する人の欠点を愛せないなら、それは真の愛とは言えない」とか、


「10代はお菓子に、20代は恋愛に、30代は快楽に、40代は野心に、50代は貪欲に突き動かされ、いつになったら人は純粋な知性に突き動かされるのだろう」とか、


「活動だけが不安と恐怖を追い払う。汝の一生は不断の実行であれ」


「涙とともにパンを食べた人間にしか、人生の本当の味は分からない」


のように、挙げればキリがないほど名言だらけだ。特に最後のやつは極貧時代に無料のパンの耳を食べて生き延びた個人的経験を思い出して泣ける。


ゲーテさんの言葉はシンプルなのに洞察に富んでいて、そしてユーモアがあって温かい。


ウィルヘルムマイスターの修業時代という本なんかはすごく真面目に訳されているけど、実は壮大なギャグなんじゃないかと思ったりする。


若くして法学をマスターし政治家として活動しながら文豪になって、41歳にして比較解剖学、光学、植物学を本格的に研究し始め、亡くなる前日に生涯最高の大作を書き終えたゲーテさん。


超人なのにすごく人間的で、生活感がある。

メチャクチャかっこいいと思う。





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