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自分の事を理解するには人に聞くのが一番良い

執筆者の写真: movefreeonlinemovefreeonline

オンライン会員の方のサービスの一つに「個別相談・コンサルティング」というのがある。


地味に結構多くの方に利用していただいていて、毎週何回かは会員の方とお話しさせていただいている。


話の内容は身体の事からキャリアの事、日常で発生する悩み、現場でのケーススタディなど様々だ。


僕自身もまだまだ道の途中の身だけれど、一応トレーナーが経験するキャリアポジションは一通り経験してきたし、離婚やら無職状態やら、ホームレスになりかけたりと、人生のダークサイドもそこそこ経験してリカバリーしてきたので、分かる範囲、できる範囲で協力させてもらっている。


そんな中でいつも思うんだけど、人は自分自身の強みに気付いていない事が多い。僕から見たら「うわー、いいな〜…」と思うような経験や強みを、その人自身は大した事だと思っていなかったりする。


情報や知識、技術は習得してしまえばある程度横並び一線になっていくけれど、自分自身が歩いてきた道の上で得たものは、他の誰にも得られないもので、競争原理が働かないくらいの強みは常にそこにある。


でも、経験値というのは「自分のもの」になりすぎていて、自分固有の経験や強みとして認識できない事が多かったりするのだ。


また、「将来どうしたら良いか」という悩みも当然結構あるけれど、それは「本当はどうしたいのか?」というのが言語化できずに混乱している時や、本当はどうしたいという目的は分かっているけれど、それを達成するための現実的な手段が可視化できていない時に起こる。


なので、客観的な立場から自分自身が持つ強みを再認識してもらったり、問題の言語化や手段の可視化のお手伝いをしたりして、現実的な解決方法を一緒に考えたりする。


相談の良いところは、そこにある。


人って自分の事はなぜか全然分からないのだ。

灯台下暗し。紺屋の白袴。医者の不養生。メガネメガネ…。これ全部同じ事を言ってて、人はなぜか他人の事は理解できても、自分の事は自分だけでは絶対に分からない。


ヒトは社会性動物だから、他者との関わりの中でしか自分を認識できない。そういう風に進化しちゃってるから仕方ない。


なので、相談してみたり、他者の視線を通じて見た自分を聞いてみたりしないと、自分の事は分からない。


僕自身も定期的にカウンセリングを受けたりするし、試しに前世療法を受けてみたりした事もある(ウソ臭いけど前世が見えた。ウマだった…)。


そんな感じなので、「どうしようかな〜?どうしたら良いかな〜?」なんて事があったら気軽に利用してみてほしい。



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