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ラントレについて思うこと②

競走馬のラントレーニングと試合、同じ距離を同じ速さで走ったとしても血中乳酸は試合の方が圧倒的に高いそうだ。これは「緊張」という心理的原因によるものだろうけど、生物を機械的に理解してしまうと、生理学的反応は常に一定だから、試合と同じようなエネルギー機構のラントレを行えば効果があるような気がしてくる。しかし、馬でさえ緊張によって多大な生理反応の変化があるのだから、ヒトではいかばかりか知れない。相手と競うとか、失敗できないとか、負けたくないとか、「試合という環境」が情動に及ぼす影響もラントレに織り込む事ができたらより活きたトレーニングが組めるだろう。

 
 
 

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