そんなウォーミングアップいる?
- movefreeonline
- 2018年7月10日
- 読了時間: 2分
様々な競技の様々なカテゴリーに帯同しますし、してきました。自分自身も様々なスポーツを行ってきました。不思議なのは、全然違う性質を持った競技でも、同じようなアップをしているチームが多い事多い事、驚きます。体幹みたいなのやって、EXOS風のストレッチというか、あーいうやつやって、変な股関節強調運動やって(協調ではない)…
筋肉と関節だけでアップを考えていると言うか、セグメント思考と言うか、盲目的追従または思考停止なのか、競技特性とか動きに伴う感覚とかは全く考慮せず、いかにもアメリカから来ました的でそれっぽくて、実は中身がなく、そしてやたら長いものが多い。ラケット持ってやる競技なら最初からラケット持って、クロス持つ競技なら最初からクロス持って、ヒトを扱う競技なら最初からヒトを扱うとか、感覚入力から筋肉をアップするとか、もっといろいろ工夫があるんじゃないのかね。
やってみて、考えて、改善して、意味のあるものにする。その過程があったなら良いけれど、恐らくそんな事考えてはいないだろう。
なぜ他人の言った事を無思考・無試行・無指向に行えるのか。「自分で考える力」を大学でも、専門学校でも教えた方が良いんじゃないかな。資格のための勉強なんて、ちょっとで良いんだよね。それよりも伝えるべき大切な事、たくさんあるよね。「先生」なんて呼ばれるんだから。
トレーナーの教育課程では技術とか、知識とか、試験に受かるとか、やりたい仕事だとかを世話するのかも知れないけど、それは全部「自分で考える力」が育って初めて手に入るものなんじゃないの。
自分が行う事は、自分そのもの。そんな思いを感じられるアップを見たいね。
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